Act.54

雛森体罰を受けているのを覗き見た近藤が、類家の口から知賀の名前が出た事で考えを巡らせて知賀を探しに行きます。


言葉と暴力で追いつめながら、全ての原因を知賀に被せる事で雛森を開放しようと画策する類家先生。
自分の弱さに折れそうになりながらも、変わろうと思う一心で耐え続ける雛森


近藤に呼ばれてきた知賀は雛森を窮地から救いますが、言葉巧みに類家に誘導され今度は自分が追い込まれてしまいます。


ここまでがあらすじで以下感想。


類家先生の怖さは異常。
雛森を追いつめる姿が怖すぎる。
雛森の性質を見抜いてるみたいなやり方にぞっとします。
反抗できないように言葉で縛って、散々脅かした後で救い上げようとしてみせたり、セクハラまがいの行動に出てみたり、やること全部がサディストぽくて怖い!!


この体罰に耐えて屈しなかった雛森・・・すごく頑張ったと思う。
類家の言葉に嵌められて瞬間的に知賀を恨めしく思った自分をもちゃんと制したし、折れそうになっても最後まで屈しなかった。
変わろうと思う気持ちで一生懸命に耐えて、知賀を売ろうとしなかったところがすごいなと思いました。
知賀の登場で類家から開放された時、近藤を見て腰が抜けちゃってたのがとても痛々しかったけど本当によく堪えてくれたなって。


近藤は相変わらず機転が利くというか。
知賀の名前が出たとこで、雛森の事だけでなく知賀にも飛び火すると考えてすぐに探しに行った判断力がさすがだと。
知賀を連れて戻った時、雛森と目が合ってぱっと手を上げてみせたとこがすごくよかった。
こういう気持ちの表現がすごくうまいなーと思いました。


雛森に暴力を振るったという事実を認めさせることが目的だった類家先生の誘導に乗っかっちゃった知賀。
自分の非を正直に認めたのはいいけど、この状況どうするの・・・?