Act.10

幕間っぽい回です。


国斉家からいったん離れて大学部(柔道関連?)に場所が変わります。
今回は近藤くん視点で主に話が進みます。


大学部での練習に混ぜてもらってる近藤くんには悩みがありました。
部内恋愛(笑)の事で相談が、と大学部の先輩・川和さんに切り出します。


ここで川和さん初登場。山城さんは名前だけ登場します。
川和・山城はともに大学1年で知賀や近藤とは入れ替わりの仙足高校柔道部OBです。
話によると山城さんはホモで川和さんのお友達。
そして高校時代は国斉さんをお気に入りしてたという噂の人物です。

近藤の悩みは山城と国斉さんのことではなく知賀と国斉さんのこと。
最近の友人(知賀)の行動が山城さんぽいと相談します。
友人がホモかもしれないと一応マジメに考えてる・・・のか?


近藤くんは自分の目撃談を語ります。
部活後(多分)のシャワー室での出来事。
知賀と国斉さんが個室に2人で入ってイチャコラしていたと。
しかもシャワー室に自分がいたことに気付いてなかったと。
あまりにも妙な雰囲気でいつ2人がコトに及ぶか不安だったと。


それを聞いた川和さんの知る限りでは、国斉さんはシャワー室で誰かと一緒になることを避けていた(山城さんを怖がってて)らしいです。


近藤・川和が互いに言葉に詰まってるところで阿久津登場。
阿久津も大学部の練習に混ざってるんです。
川和さんがさりげなく阿久津に 国斉さんと仲のいい後輩がいるんだって?と尋ねると


今頃2人でしっぽりしてると思います


阿久津発言にどん引きの近藤・川和2名。
とりあえずホモ回避で止めにいったほうがいいんじゃないかと川和さん。
そうすね、と返事しつつ「しっぽりって・・・」とモノローグでつっこむ近藤。


内容としてはこんな流れで。
阿久津の発言から9話の直後ってことになるかと。


気になる近藤の目撃談・・・これはいつ頃の話なのかと。
知賀のセリフに練習不足と出てくるので、おそらく副会長になった後の話なんでしょう。やっぱりイチャイチャしてたんだー
生徒会長〜の流れだと1話〜4話までの間?
かなり短期間で2人の仲が深まってるっぽいことは把握。


よくぞ近藤報告してくれました!褒めてあげる〜


この回は読み込むと色んなポイントが見えてくる。
川和証言のシャワー室の話だと、国斉さんは鈍感でいながらもそれなりに危機感もってたんだなあとか。
それか鈍感の国斉さんが危機感持つほど山城さんは黒なのか、とか。
3〜4話あたりで近藤が知賀にいろいろ言ってたのも、こういうの目撃してるからなのかなとか。


そしてなぜだか全てお見通しっぽい阿久津の存在。


ちなみに私の読書流れは生徒会長(1)→第二〜なんです。
どうしても阿久津の存在が気になって気になって・・・。


第二〜は生徒会長〜と平行して連載されてたようですが、時間軸としては第二〜のほうが先だそうで。
実はこれを知って「先に読めばよかった!」とちょっと後悔ました。
実際読んだ後でもっと後悔したかも・・・あくまで個人的にですが。


接点は阿久津メインなのでそれほどないのですが国斉・知賀・近藤が
思ったよりたくさん出ていて見逃せません!
あと第二〜を読んだ事で阿久津のイメージが謎の多いクールなイメージから(いい意味で)すごく変わりました。


阿久津と国斉さんの幼馴染みな雰囲気も第二〜でよくわかるし。
この2人の関係を脳内で発展させられたらBL脳になれるのか・・・