Act.9

結局痴漢には逃げられてしまって正体不明のまま。
痴漢にあったショックで怯えて震える国斉さん。
知賀は自分が国斉さんを一人で家に帰した事もあって憤りを隠せません。


そこに阿久津がやってきます。
7話で国斉さんと電話で話した時に、既に様子がおかしいと気付いて
知賀に連絡しつつ自分も見に来てくれたらしく。
阿久津は何があったのか大体察しているようで落ち着いています。
家の戸締りを阿久津が引き受け 国斉さんと知賀は廊下で待機。
2人で阿久津を待っている間にいろいろな話をします。
その会話の中で 改めて知賀は国斉さんへの気持ちを自覚します。

戸締りを終えたところで国斉家におばあさんから電話があり国斉姉の家に泊まると連絡が入ります。
一人で留守番することになった国斉さんを心配した知賀は、家族が戻るまで国斉家に泊まることになるのでした。


ここまであらすじで以下感想〜


冒頭の怯える国斉さんを抱き締めながら痴漢に対してキレる知賀。
かなり迫力あります!
思わず国斉さんも言葉を失うくらいのキレっぷりですから。
国斉さんを一人で帰らせてしまった事に対する自分への怒りもあって拳叩きつけちゃうし。
うわ〜知賀くん・・・マジギレするとこんな表情するんだ・・・


国斉さんは知賀のキレっぷりを見て 一応取り繕ったりするするんですが
自分の事を凄く心配してくれてるのがわかるのか表情が切ない。


そこへ現れる阿久津主将。とってもクールで男前です!
知賀くんに国斉さんの様子がおかしいと教えてくれたのは阿久津だったんですね(知賀は気付けなかったと・・・)
7話の電話ガチャ切りの時点で気が付いてたっていうのが・・・幼馴染みってすごいな〜と感激しました!
特に何の説明も求めず自分から家内の戸締りを申し出てくれる阿久津は男前すぎて惚れる〜


これは知賀くん嫉妬するよなー
同じように国斉さんと電話で話していながら自分は気付けず阿久津から知らされたわけだし。
しかも阿久津はどこまでも落ち着いてて冷静に周囲を見てるし。
知賀くん仕方ないよ〜阿久津は幼馴染みなんだし〜


戸締りのため廊下で見張りに出なきゃいけないのに、モジモジして立ち上がれない国斉さん・・・よく見ると足が震えてます。
知賀もだけど私もこの時やっぱビビってるかと思ったのですが。  


たった


これが天然クオリティ。アホすぎて笑いました!!

勃起するまで触られてんのかとキレる知賀くんに、夢では知賀に触られてたと言えない国斉さんは女の子に触られてたと嘘ついちゃう。
いろんな意味で知賀の沸点をつく発言をしてくれます。こんな事態でも笑いをありがとう天然会長。


廊下待機の時はけっこうキュンキュンな雰囲気になります。
心配してくれた知賀にお礼を言う国斉さんですが知賀は素直に聞き入れなくてツンツンしちゃう。
そこに「照れ屋め!」とつっこむ会長。はいはい、たらしたらし〜


そこで入部したての頃の出来事を思い出す知賀くん。
自分の性格のせいで国斉さんとの仲がこじれかけた時に、国斉さんのほうから折れて歩み寄ってくれたこと。
そのおかげで自分が素直になれたこと。
きっかけは些細な事かもしれないけど、国斉さんの性格に救われた知賀は改めて好きになってよかったって思うんですよね。
ノローグにすごくジーンときます。
そういう感じで好きになっていったんだなって。


そんな知賀の思いに全く気付かない国斉さんですが、知賀が入部当時の事を思い出してたというのを聞いて、夢の中で知賀と柔道してたの思い出し、昔の知賀はかわいかった〜とか喋っちゃうんですよ。
で、今はかわいくないのかと聞かれて「今はエロかったよ〜」と
夢の中で知賀にエロい事されて勃ってしまったことを暴露。
それを聞いた知賀は 夢では女だったんじゃ?と指摘。


どばか


↑墓穴国斉のモノローグがたまりません! ほんと天然だあ〜!
ここから一気に2人の空気が変化するのでニヤニヤ止まりません。


微妙な空気のまま国斉家のおばあさんが家を留守にする事がわかって 悪態つきながらも純粋に(多分だけど)心配した知賀は泊まろうかと言ってあげるんです。
心細いヘタレ天然ちゃんは知賀の申し出に素直に感謝!


阿久津はこんだけ世話しておきながら「国斉の事は知賀に任す」とあっさり帰る発言。
阿久津って第二〜を読んでないと掴みどころのない人物だと思う。
戸締りしながらも何度か2人の様子を見てたし、知賀くんと国斉さんの空気を読んでる感じはしましたけどね。任すって言ってるし。


そんなわけで知賀くんお泊り決定!
2人きりの夜が・・・とニヤニヤ展開を期待するところで続きます。